カロリー計算機の仕組みは?
カロリー計算機は、管理栄養士や栄養・食事療法学会(AND)が最も広く推奨するミフリン-セントジョー式を用いて、1日の必要エネルギー量を推定します。1990年に発表されたこの式は、基礎代謝率(BMR)、すなわち完全な安静状態で呼吸・循環・細胞修復・体温調節などの生命維持に必要な最低カロリーを算出します。男女で異なる係数を使用し、典型的な体組成の違いを考慮しています。
BMRに活動係数を掛け合わせることで、総消費エネルギー(TDEE)が算出されます。TDEEは身体活動を含む1日の総消費カロリーです。活動レベルは「座り仕事(係数1.2)」から「超活動的(係数1.9:激しい肉体労働+強度の高い毎日のトレーニング)」まで設定できます。この結果が現在の体重を維持するために必要なカロリー量です。この値を下回れば摂取不足(カロリー制限)、上回れば余剰(カロリー過多)となります。
安全かつ持続可能な減量には、1日300〜500kcalの不足を目安にすると週約0.3〜0.5kgの脂肪を減らせます。体重増加や筋肉量増加には、TDEEより250〜500kcal多く摂取することが推奨されます。これらはエビデンスに基づく出発点の目安であり、個人差(遺伝、ホルモン、睡眠の質、ストレス、薬の影響)によって結果は異なります。この計算機をベースラインとし、2〜3週間の実際の体重変化を追跡しながら摂取量を調整していくことをお勧めします。